こんにちは。マリです。
長女のひーちゃんは現在3歳6ヶ月で、まだ字は読めません。(最近少しずつ興味を持ち始めました。)
でも、字を読まないからこそ鋭い観察力を発揮したエピソードです。
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三歳の誕生日プレゼントにおさかなずかんをもらい、たいそう気に入ったひーちゃん🐟
夕食でお魚が出るたびに、
「このおさかな、おさかなずかんにのってる?」
と聞いては、食卓に図鑑を引っ張り出し、食事はそっちのけで眺めています。
寝る前も図鑑を持ってきて読み聞かせてもらうと、なかなか寝つきません。
そんなある日の午後、ひーちゃんが急にウミガメを見たいと言い出しました。
「もうすぐ夕方だし、また今度にしようよ」と言っても、「イヤだ!今日行く!」と譲らないひーさん。
結局、千葉みなとのK’sハーバーの水槽を見に行くことにしました。(近くに見に行けるのは恵まれていますね。)
着いてみると、ちょうど、ウミガメが底の方で沈んだ餌を食べていました✨
こんなに間近でゆっくり見られるのはラッキー💖
「すごい!ウミガメがここでごはん食べてるの初めて見たよ!神様が見せてくださったね!」
と2人で大喜びしました。
その時です。
ひーちゃんがウミガメのそばにいた魚を指して、
「オヤビッチャ!オヤビッチャ!」
と叫び出しました。
ん?オヤビッチャ?
聞いたことないなあ。
そんなヘンな名前の魚いたっけ?
ひーちゃんの造語か?
と、疑問に思いながら家に帰ってきて、おさかなずかんを開くと、
たしかに、さっき見た魚の写真の横に
「オヤビッチャ」
と書かれていたのです!(◎_◎;)
(千葉以南の太平洋によくいる魚のようです。知りませんでした)
これかー!
子どもの記憶力に感心しつつ、
同じ図鑑を一緒に読んでいたはずなのに、なぜ??と考えてみたところ、
私は図鑑を見ながら文字ばかり追って魚を見ておらず、
ひーちゃんは字が読めないので、魚の写真をよーく見て、声を聞き、魚の名前を覚えていた!
と気づきました。実体を捉えていたのは、ひーちゃんだったのです。
子育てをしながら、子どもを通してハッとすることがたくさんあります。対象を「見ること」について、ひーちゃんから学んだ出来事でした✨